新しいことにチャレンジできる環境を求めて2020年にSasuke Financial Lab株式会社(以下サスケ)に参画。現在はwebマーケターとして主に広告運用のフィールドで活躍している。
「課題解決」といっても会社によっては制約が大きく、必要なサービスやツールが使えなかったりする昨今。そんな中で自由度高く提案でき、実行されているサスケのデジマ。
今回は彼女の入社経緯や仕事の面白さについてリアルな話を聞いてみました。
前職は大手広告代理店の子会社で同じくwebマーケティングを担当。web広告の運用によって自社が運営するメディアへの集客を行っていました。
そこには親会社で実績をあげてきた先輩がいてPDCAのスピードも早く、学びも多い環境ではありました。しかし一方で運用手法は確立されていて新しいアイデアが入り込む余地はありませんでした。
数年間の研鑽の中で成果も出せるようになってきた頃、会社の方針として新規企画と現状の効果改善でチームが分かれました。
私は効果改善チームに配属となったことで仕事がルーティン化してしまい、それが大きなフラストレーションになっていました。
そんな時期になんとなく別の成長環境を求めて登録したスカウトサービス。そこでサスケからスカウトが送られて来て、「保険×デジタルってどんな世界なんだろう?」と興味を持ったことが入社のきっかけでした。
広告の運用担当者がいない状況で、新しいチャレンジにも抵抗がなさそうな会社。そして多くの人が加入し、お金をかけている割に普段の会話では話題に上がらない=身近なハズなのに遠く感じる保険の不思議と、保険のDXを進めることで到来するであろう「保険がもっと身近になる世界」にちょっとしたワクワクを感じて入社を決めました。
入社してまず取り組んだことは広告アカウントの開設。まさにゼロからのスタートでした。
初期の広告予算は数百万円/月と最初かつ会社規模を考えると大きめで、大きな期待がかかっていることを感じ、多少のプレッシャーを感じつつ社内の関係者に丁寧に説明をしながら進めたのを覚えています。
また、自社の保険比較サイト(サービス名「コのほけん!」)から保険会社の契約サイトに遷移して契約を完結するサービスの構造上、ドメインをまたいでの効果計測(GAのクロスドメイン設定や保険会社からの売上データ取得など)が必要でした。
保険会社との連携で手間取ったりと正確なデータがとれるようになるまで様々な関門がありましたが、なんとかクリアしてPDCAが回る状態が完成。そこからは成約率や売上効率の高い商品の特定などから新規の施策を検討し、数値的改善を進めることができました。
そして今では資金調達を経て会社の規模が大きくなったのもあって数千万円/月の広告予算を任されるようになっています。
施策としても未経験だったyoutubeやTikTokでの動画広告などにもチャレンジし、さらには自社サービスの企画、ディレクションにも携わるなどマーケターとして経験の深さも広さも獲得できているように感じています。
マーケティングチームは2023年から課長を中心としてメンバー6名で構成。以前はメンバーが個別に動いている状態だったのでチームの力が発揮しやすくなりました。
メンバーはスペシャリストが多い印象で、広告に強みのある人、SEOに強みのある人、コンテンツに強みのある人など様々おり、それをゼネラリストである課長がまとめているという構図です。
なのでお互いの強み弱みを理解しながら補い合い、学び合うという形になっています。「相互扶助」は保険の精神の中で大事な部分だと思いますが、このあたりが浸透しているせいもあってか困っている人に手を差し伸べられる人が多いと感じます。
宣伝っぽくなってしまいますが、そんな助け合いのおかげで全社的な月の残業時間は約20時間程度(マーケティング部も同様)とスタートアップに入社した割には落ち着いている印象です。
今後ですが、得意な広告周りだけを追求していくだけではなくデータ分析についても強みを獲得しながらゼネラリストを目指していきたいと考えています。
今のチームでは定期的な取り組み共有などもあり、学びやすい環境なので他のメンバーから学びつつ自身も人に何かを伝えられるような実績や経験を積んでいきたいと考えています。
3年ほどサスケにいて感じた、向いてる人の特徴は下記です。
もし興味を持ってくださっている方がいたら、参考にしてみてください。
・保険や金融サービスに興味がある人
・人を助けるのに抵抗がない人
・色んなことにチャレンジしたい人
・新しい情報やサービスに興味がある人
※内容は取材時のものです